シードゥエラーとサブマリーナの違いとは?3つの基準で徹底比較

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並んで置かれたシードゥエラーとサブマリーナの高級時計
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一生モノの時計を選ぶとき、王道のモデルと少し捻りの効いたプロユースモデルで迷ってしまうこと、気になりますよね。

ロレックスのダイバーズウォッチを検討しているあなたも、きっとシードゥエラーとサブマリーナの違いについて深く知りたいと考えているのではないでしょうか。どちらも海の世界をルーツに持つ素晴らしい時計ですが、いざ自分の腕に乗せるとなると、サイズ感や着用時の重さ、そして日常的な着け心地がどう変わるのかがとても重要になってきますよね。

さらに、圧倒的な防水性能や飽和潜水に対応するためのヘリウムエスケープバルブといったプロ仕様の機能の有無、そして文字盤のデザインを引き立てるサイクロップレンズの歴史など、知れば知るほど奥が深い世界が広がっています。

また、現在の正規店での定価や中古市場での相場、将来的な資産価値の推移も、大きな買い物だからこそ慎重に比較しておきたいポイントです。外見のインパクトだけでなく、ブレスレットを微調整できるグライドロックの使い勝手や、内部で時を刻む最新ムーブメントの実力まで、ご自身のライフスタイルや腕周りに本当に合うのはどちらなのか、じっくりと吟味していくのがおすすめですよ。

この記事を読むと分かること
  • シードゥエラーとサブマリーナのサイズや重量など外見的な決定的な差
  • プロユースの防水性能や特殊バルブなどスペック面での具体的な違い
  • 現在の市場相場や将来的な資産価値の動向から見る選び方のポイント
  • 自分の体格やライフスタイルに最適なモデルを見極めるための判断基準

シードゥエラーとサブマリーナ、自分にとってどちらを買うのが正解なのかという疑問は、両者の設計思想と着用シーンを明確にすることで確実に解決できます。結論から言えば、日常使いの万能さを求めるならサブマリーナ、圧倒的な存在感とプロ仕様のロマンを追求するならシードゥエラーが最適解となります。

目次

シードゥエラーとサブマリーナの違いを徹底比較

2つのダイバーズウォッチのサイズと厚みの比較
image: クロノジャーニー作成

ロレックスを代表する2つのダイバーズウォッチが持つ、デザインやスペックの決定的な差について詳しく紐解いていきます。それぞれのモデルがどのような目的で設計されたのかを知ることで、あなたにふさわしい1本が見えてきますよ。

見た目とサイズ感の差を徹底比較

横から見た2つの時計のケース厚みの違い
image: クロノジャーニー作成

腕時計を選ぶ際、パッと見た時の印象や腕に乗せた時のサイズ感は、最も重要視したいポイントのひとつですよね。決して安くない買い物ですし、毎日身に着けるならなおさら妥協したくない部分かなと思います。ロレックスのダイバーズウォッチとしてよく似た顔立ちを持つ2つのモデルですが、横に並べて比較してみると、その存在感には明確な違いがあるんですよ。

まず、王道中の王道であるサブマリーナですが、現行モデルのケース径は41mmに設定されています。これは前モデルの40mmからわずかにサイズアップしたものの、ラグ(時計本体とブレスレットを繋ぐ部分)の形状が非常にスリムに改良されたため、数字以上にスタイリッシュでバランスの取れたシルエットを保っているんです。厚みも約12.5mmとダイバーズとしては比較的薄型に抑えられているので、シャツの袖口にもすっきりと収まります。スーツスタイルから休日のTシャツまで、本当にオンオフ問わず活躍する万能性が最大の強みだと言えますね。

一方で、シードゥエラーの現行モデル(Ref.126600)は、ケース径が43mmと、サブマリーナよりも2mm大きく設計されています。たかが2mm、されど2mm。実際に腕に装着してみると、そのボリューム感の違いは歴然なんですよ。さらに、驚異的な防水性能を確保するために風防(サファイアクリスタルガラス)や裏蓋が分厚く作られており、時計全体の厚みは15mmに達します。このがっしりとしたフォルムが、いかにも「プロフェッショナルのための計器」というツールウォッチらしい力強さを演出してくれます。ケースサイドから見たときの分厚さは、時計好きの心をくすぐるたまらないポイントですよね。

サイズ比較のポイント
・サブマリーナ:41mm径。スタイリッシュでどんな服装にも合う万能なバランス型。
・シードゥエラー:43mm径。厚みがあり、マッシブで存在感抜群のプロ仕様デザイン。

どちらのサイズ感が自分の好みに合うかは、ご自身の体格や普段のファッションスタイルをイメージしながら選んでみてくださいね。細身のスーツが多いならサブマリーナ、ライダースや厚手のアウターなど男らしい服が好きならシードゥエラーがバッチリはまるかも。ロレックス公式サイト(サブマリーナー)も参考にしつつ、実機を見比べるのが一番ですよ。

着用時の重さと着け心地の違い

腕時計を長時間身に着けるうえで、重さと着け心地は決して無視できない要素ですよね。特に、ステンレススチール製の堅牢なダイバーズウォッチとなれば、一日中腕に着けていると夕方にはその差がはっきりと疲労感として現れてくることもあります。

サブマリーナ デイト(Ref.126610LN)の重さは、ブレスレットのコマをフルに繋いだ状態で約155g〜160g程度に収まっています。これは、しっかりとした高級時計ならではの心地よい重みを感じさせつつも、日常のデスクワークなどで着けていても腕が疲れにくい、非常に計算され尽くした重量バランスなんです。また、裏蓋が比較的フラットに作られており重心が低く設計されているため、腕周りにピタッと吸い付くような極上のフィット感があります。初めてロレックスのスポーツモデルを手にする方でも、まったく違和感なく日常に馴染むはずですよ。

これに対してシードゥエラーは、水深1,220mという途方もない水圧に耐えるための堅牢なケース構造と肉厚なサファイアクリスタル、さらにはケースの大きさに合わせて幅広に設計されたブレスレット(ラグ幅22mm)を採用しているため、総重量は約195gに達します。サブマリーナと比べると約35〜40g重く、手に持った瞬間から明らかにズッシリとした重みを感じます。この重さこそが「本物のプロ用ツールを身に着けている」という絶対的な満足感と安心感に繋がるのですが、腕回りが細めの方や、これまで軽い時計にしか慣れていない方にとっては、どうしても時計本体が左右に振れやすく、少しトップヘビーに感じてしまうかもしれませんね。

モデル ケース径 ラグ幅 目安の重さ(SSモデル) 着け心地の傾向
サブマリーナ デイト(126610LN) 41mm 21mm 約155g 重心が低く、吸い付くような快適なフィット感
シードゥエラー(126600) 43mm 22mm 約195g ズッシリとした重厚感。時計自体の存在感を腕で常に感じる

毎日の満員電車での通勤で使うのか、週末のドライブや特別な休日の時間だけに楽しむのかによっても、許容できる重さは大きく変わってきますよね。重さや着け心地の感じ方には本当に個人差があるため、スペック上の数字だけで判断せず、できれば実物を腕に乗せて、少し腕を振ってみることを強くおすすめします。重さが心地よいと感じるか、少し負担に感じるかが、最終的な判断の分かれ目になりますよ。

MOMOMO
やっぱり毎日のように着けるなら、重さやフィット感はデザインと同じくらい大事になってくるよね!

伝説の赤文字盤が放つ特別な魅力

暗闇に浮かび上がる時計の文字盤と赤い文字
image: クロノジャーニー作成

シードゥエラーという時計の歴史と個性を語るうえで、絶対に外すことができないのが、文字盤に赤色で誇らしげに印字されたモデル名の存在です。現行のシードゥエラー(Ref.126600)は、2017年に誕生50周年を記念して発表されたモデルなのですが、1967年に誕生した初代シードゥエラーの初期生産分に見られた、通称「赤シード」と呼ばれる伝説的なデザインを現代に見事に復刻しているんです。

漆黒のストイックな文字盤の中に、1行だけ鮮やかに輝く「SEA-DWELLER」の赤い文字。このたった1行の赤い差し色が、時計全体の表情をグッと引き締め、他のダイバーズウォッチにはない特別なオーラを放っています。サブマリーナの現行ステンレスモデル(黒文字盤・黒ベゼル)は、文字盤の表記がすべてホワイトで統一されており、非常に端正で洗練されたクールな印象を与えますよね。それはそれで完成された美しさなのですが、赤シードはそこにヴィンテージ時計のようなロマンと、深海に挑み続けた情熱的なエッセンスを絶妙なバランスで加えているのです。

赤シードの歴史的背景と意味
初代モデルの赤い印字は、もともとプロダイバー向けの特殊な計器であることを強調するためのものでした。現行モデルでの復活は、ブランドの歴史と伝統に対する強いリスペクトの表れと言えます。時計愛好家たちの間でも、この赤い文字があるだけで評価が一段上がるほど、特別な意味を持つディテールなんです。

時計好きの人があなたの腕元をパッと見た瞬間に、「おっ、それ赤シードだね!こだわってるな」とすぐに気付いてくれるような、ちょっとした優越感を味わえるのもこのモデルならではの魅力ですね。何気ない日常のふとした瞬間に、赤い文字が目に入るだけでテンションが上がります。すべてをシンプルに極め、究極の機能美を追求したサブマリーナを選ぶか、それとも時計好きの心をくすぐる歴史的なロマンを感じさせる赤文字のシードゥエラーを選ぶか。デザインの好みでおおいに迷う部分かと思いますが、どちらも語り尽くせないほどの魅力が詰まっていますよ。

サイクロップレンズの有無と歴史

ロレックスの時計といえば、日付を約2.5倍に拡大して見やすくするあのポコッと出っ張った「サイクロップレンズ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実は、このレンズの有無も、かつてはシードゥエラーとサブマリーナを明確に分ける非常に大きな特徴だったんです。

サブマリーナのデイト付きモデルには、長きにわたりこのサイクロップレンズが標準搭載されてきました。実用性を極限まで重視したこの仕様は、一目で日付がはっきりと確認できるため、普段のビジネスシーンでも非常に重宝します。(※カレンダーを持たないサブマリーナのノンデイトモデルにはレンズはありません)

一方でシードゥエラーは、1967年の誕生以来ずっと「日付表示はあるのに、サイクロップレンズがない」という独自のストイックなスタイルを貫いてきました。なぜかというと、水深1,000mを優に超える深海の凄まじい水圧に耐えるため、風防ガラスの強度を極限まで保つ必要があったからです。高い水圧がかかった際、レンズ部分が弱点になって風防が破損したり、レンズ自体が剥がれたりする危険性を防ぐための、プロ仕様ならではの必然的な設計でした。フラットで厚みのある風防は、サブマリーナとは違う「本物の深海仕様」の証として、多くのコアなファンに愛されてきた歴史があります。

しかし、技術の進化は止まりません。2017年に発表された現行のRef.126600から、ついにシードゥエラーにもサイクロップレンズが搭載されることになったのです。ロレックスの技術開発が進み、分厚いサファイアクリスタルにレンズを取り付けても、1,220mの防水性能を完璧に維持できるようになったことが大きな理由です。これにより、日常使いでの日付の読み取りやすさは飛躍的に向上し、より実用的なツールウォッチへと進化を遂げました。

  • サブマリーナ デイト:伝統的にサイクロップレンズを搭載
  • シードゥエラー(過去):深海の水圧対策のためレンズなしを貫く
  • シードゥエラー(現行):技術向上によりレンズを搭載し実用性アップ

現在では両者ともにサイクロップレンズを持つよく似た顔立ちとなりましたが、その背景にある「深海への挑戦と技術進化のストーリー」を知っていると、時計を見る目がまた少し変わってきますよね。

防水性能とプロ仕様バルブの有無

海辺の濡れた岩場に置かれたプロ仕様のダイバーズウォッチ
image: クロノジャーニー作成

ダイバーズウォッチの心臓部であり、その存在意義そのものとも言える防水性能において、この2つのモデルは全く異なる次元のステージにいます。ここが、日常使いの時計と完全なプロユース計器との決定的な境界線と言えるでしょう。

まず、サブマリーナの防水性能は水深300m(1,000フィート)に設定されています。300mと聞くと少し控えめに感じるかもしれませんが、レクリエーションダイビングや日常的なプール、海でのレジャーにおいては、まさに「オーバースペック」と言えるほど十分すぎる性能です。日常生活で急な土砂降りの雨に降られたり、時計を着けたまま手を洗ったりする際の水濡れを気にする必要は一切ありません。ほとんどの人が一生かかっても使い切れないほどのタフネスを誇っています。(出典:ロレックス公式サイト『サブマリーナー』

対するシードゥエラーは、なんと水深1,220m(4,000フィート)という、人間が生身では絶対に到達できない驚異的な防水性能を誇ります。さらに特筆すべきは、ケースの左側面(9時位置)に備えられた「ヘリウムエスケープバルブ」と呼ばれる特殊な機構です。これは、深海で何日も滞在するようなプロの潜水士(飽和潜水)が浮上する際、時計内部に入り込んだ細かいヘリウムガスを自動的に排出し、時計の風防が内圧で吹き飛ぶのを防ぐためのシステムなんです。

注意点
私たち一般人が日常生活で1,220mの深海に潜ることも、飽和潜水を行うこともまず100%ありません。つまり、この機能は日常生活においては完全に「ロマン」の領域であり、実質的に使う機会は皆無です。

しかし、この「決して使うことのない極限のオーバースペック」を日常で身に着けることこそが、高級ツールウォッチを所有する最大の醍醐味とも言えますよね。プロ仕様のメカニズムが自分の腕元で静かに機能していると想像するだけで、男心を激しくくすぐられ、ワクワクしてきませんか?

ブレス調整機能と搭載ムーブメント

毎日使うものだからこそ、使い勝手を左右するブレスレットの機能や、時計の精度を司る内部のムーブメントについても詳しく比較しておきましょう。

どちらのモデルにも、特別な工具を一切使わずにブレスレットの長さを自分自身で微調整できる「ロレックス グライドロック エクステンション システム」が採用されています。これはクラスプ(留め具)の内部で、約2mm刻みで最大約20mmまで長さを延長できるという非常に優れた機能です。本来は分厚いダイビングスーツの上から時計を着用するための機能ですが、夏場に汗をかいて腕がむくんだ時や、冬場に服の上から着けたい時など、日常の着け心地を常に快適に保つうえで最高に便利なんですよ。なお、126600の初期モデルにはグライドロックに加えてフリップロックエクステンションリンクも採用されていましたが、現行ではグライドロックのみのシンプルな仕様となっています(詳細はロレックス正規店にてご確認ください)。

そして、時計の心臓部である内部のムーブメントに関しては、現行のシードゥエラー(126600)にはロレックス渾身の自社製キャリバー「Cal.3235」が、サブマリーナ デイト(126610LN)にも同様に「Cal.3235」が搭載されています。(出典:ロレックス公式サイト『ムーブメント』

  • 約70時間という非常に長いロングパワーリザーブを実現
  • クロナジー・エスケープメントによりエネルギー効率が劇的に向上
  • 日差-2~+2秒というスイス公認クロノメーターを凌ぐ極めて高い精度基準をクリア

パワーリザーブが約70時間あるということは、金曜日の夜に時計を外して週末は別の時計を楽しんだとしても、月曜日の朝にそのまま着けて出社できるということです。時間が止まることなく動き続けているのは本当に実用的で助かります。心臓部が全く同じである以上、時計としての基本性能に優劣はありません。だからこそ、純粋に外見のデザインの好みや、腕に乗せた時の装着感だけで選ぶことができるのは嬉しいポイントですよね。

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ムーブメントが同じなら、純粋にデザインとサイズ感の好みで選んで大丈夫そうだね。

シードゥエラーとサブマリーナの違いと選び方

高級時計店で腕時計を選ぶスーツ姿の男性
image: クロノジャーニー作成

デザインやスペックの違いをしっかりと理解したうえで、ここからは現在の価格相場や将来性、そしてあなたの普段のライフスタイルとの相性という、より実践的な視点からベストな選択を考察していきます。

定価と中古相場から見る価格差

高級時計を購入する際、どうしても避けて通れないのが現実的なお金の話ですよね。ロレックスは世界的な需要の増加や素材価格の高騰などを背景に、定期的に価格改定(値上げ)を行っており、正規店での定価は年々上昇傾向にあります。

現行モデルのステンレススチール製同士で定価を比較すると、1,220m防水という特殊なケース構造と大型サイズを持つシードゥエラーの方が、サブマリーナ デイトよりも数十万円ほど高く設定されています。使われている素材の量や、圧倒的なスペックの高さを考えれば、この価格差は非常に妥当なものと言えるでしょう。

しかし、現在のロレックス選びを非常に難しくしているのが「中古市場の実勢相場」です。ご存知の通り、ロレックスのプロフェッショナルモデル(スポーツモデル)は正規店の店頭に並ぶことが極めて稀で、購入が非常に困難な状況が続いています。そのため、多くの方が並行輸入店や中古時計店での購入を検討することになります。

ここで逆転現象が起きることがあります。圧倒的な知名度と幅広い層からの絶大な人気を誇るサブマリーナは需要が極めて高く、中古相場でも定価を大きく上回るプレミアム価格で取引されています。一方のシードゥエラーも当然定価以上のプレミアはついていますが、サイズや重さから選ぶ人を選ぶため、サブマリーナほどの異常な高騰は見られません。その結果、時期や個体の状態によっては、定価の高いはずのシードゥエラーが、サブマリーナとさほど変わらない価格、あるいは「サブマリーナよりもお得感のある相場」で手に入ることもあるんです。

相場に関する注意
腕時計の価格相場や買取価格は、世界経済の状況や為替、新作発表のタイミングなどによって日々激しく変動します。ここに記載しているのはあくまで一般的な傾向と目安です。購入の際は、信頼できる販売店の最新価格を必ずご自身でご確認ください。

初期投資を少しでも抑えたい、あるいは支払う金額に対するスペック面でのコストパフォーマンスを重視するという視点で見ると、相場が比較的落ち着いているシードゥエラーは、実は非常に賢い選択肢であり、狙い目のモデルと言えるかもしれませんね。

将来的な資産価値が高いのはどっち

数百万円という大きなお金を出して一生モノの時計を買うわけですから、「もし将来、どうしても手放すことになったらどうなるか」というリセールバリュー(資産価値)も気になるところですよね。ロレックスは時計業界の中でも全般的に資産価値が落ちにくいブランドとして有名ですが、モデルごとの特徴はしっかりとあります。

結論から言うと、安定した需要と高い流動性(売りたい時にすぐ高く売れること)を重視するなら、間違いなくサブマリーナに軍配が上がります。サブマリーナは世界中で「高級ダイバーズウォッチの代名詞」「ロレックスといえばこれ」として認知されており、初心者から時計マニアまで、欲しい人が常に無数に存在します。そのため、万が一買取店に持ち込んだ際にも、すぐに買い手がつくため高値がつきやすいという圧倒的な強みがあります。

一方でシードゥエラーは、その43mmという大きさと約195gを超える重さから、「誰にでも似合う時計」ではありません。需要のパイがサブマリーナよりも小さいため、爆発的な価格高騰は起きにくい傾向にあります。しかし、見方を変えれば、熱狂的なコアファン層にしっかりと支えられているとも言えます。特に、初代モデルのDNAを受け継いだ現行の「赤シード」は、将来的にマイナーチェンジや生産終了(ディスコン)となった際、その歴史的意義と希少性から一気に価値が見直されるポテンシャルを秘めています。

資産価値の考え方
投資目的だけで時計を選ぶと、相場のアップダウンに一喜一憂してしまい、時計本来の楽しさを味わえません。どちらを選んでも価値がゼロになることはまずありませんので、最終的な判断は、ご自身が「自分の腕に乗せて長く愛せるデザインかどうか」を最優先にしてくださいね。

スーツやカジュアル服との相性

ネイビーのスーツの袖口から見えるスマートなダイバーズウォッチ
image: クロノジャーニー作成

せっかくの素晴らしい時計も、普段のファッションと合っていなければ、次第に出番が少なくなってしまいます。せっかく買ったのにワインディングマシーンの中で眠っているだけ、というのはもったいないですよね。日常使いを想定して、服装との相性を考えてみましょう。

サブマリーナの最大の魅力は、その完璧なまでの汎用性にあります。41mmという洗練されたケースサイズと適度な厚みは、休日のTシャツやデニムといったラフなカジュアルスタイルにはもちろん、カチッとしたビジネススーツの袖口にも悪目立ちすることなくスマートに収まります。まさに「これ1本あれば、冠婚葬祭からアウトドアまでどんなシーンでも対応できる」という絶対的な安心感があります。

対するシードゥエラーは、43mmの大型ケースと分厚いシルエットが強烈な個性を主張します。そのため、カジュアルスタイルとの相性は抜群に良いです。シンプルなTシャツや無骨なレザージャケット、アウトドアウェアなど、男らしい服装に合わせると、時計の重厚感が最高のアクセントになります。しかし、タイトなシルエットのスーツスタイルに合わせようとすると、シャツの袖口に時計が引っかかってしまったり、フォーマルな場では少し時計だけが浮いて悪目立ちしてしまう可能性があります。

  • サブマリーナ:スーツからカジュアルまでオールマイティにこなす優等生
  • シードゥエラー:ラフなカジュアルや男らしいスタイルで真価を発揮するタフガイ

ご自身の職場環境のドレスコードや、週末のファッションの傾向を思い浮かべてみてください。一週間のうち、どちらの時計が活躍するシーンが多いかイメージしてみると、自然と答えが出てくるかもしれませんよ。

自分の腕周りに合う最適なモデル

レザージャケットに合わせた重厚感のある大型のダイバーズウォッチ
image: クロノジャーニー作成

時計選びで絶対に失敗したくないのが「サイズ感のミスマッチ」です。いくらデザインや歴史的背景が気に入っていても、自分の腕回りに合っていなければ、着け心地が悪く感じたり、時計に着られているように見えてしまいます。

一般的に、日本人の成人男性の平均的な腕回りは16cm〜17cm程度と言われています。

もしあなたの腕回りが16cm前後、あるいはそれより細めであれば、迷わずサブマリーナをおすすめします。41mmのケースは細めの腕にもバランス良くスッキリと収まり、ラグが腕の幅からはみ出してしまうような不格好さもありません。重量バランスも非常に良いため、長時間の着用でも手首へのストレスを感じにくいでしょう。

逆に、日頃からスポーツやトレーニングをされていて腕回りが17.5cm以上ある方や、体格ががっしりとしている方には、シードゥエラーが非常に似合います。大柄な方が40mm前後の時計を着けると少し華奢で物足りなく見えてしまうことがありますが、43mmのシードゥエラーなら、体格に負けない力強い存在感を示してくれます。また、約195gの重い時計を苦にしない腕力があることも、シードゥエラーを快適に使いこなすための大切な要素になります。

もちろん、これはあくまで一般的な目安に過ぎません。「腕は細いけれど、どうしてもデカ厚時計の圧倒的なインパクトが欲しい!」という強いこだわりがあれば、それもまた素敵な選択です。可能であれば、店頭で実際に両方を試着して、手元だけでなく全身鏡で全体のバランスを見てみるのが一番確実ですね。鏡に映る自分の姿を見て、直感で「こっちだ!」と思える方が、あなたにとっての正解ですよ。

MOMOMO
自分の体格やライフスタイルに合わせて選べば、絶対に後悔しない一生の相棒になりそうだね!

総括:シードゥエラーとサブマリーナの違いまとめ

ここまでの徹底比較を振り返って、両モデルの決定的な違いと、最終的な選び方の結論を整理しておきましょう。

MOMOMO
最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。
  • サブマリーナはケース径41mmで厚みも抑えられた万能サイズ
  • シードゥエラーは43mmで厚みと重さがあり圧倒的な重厚感を持つ
  • 着け心地の軽快さを選ぶなら重心が低いサブマリーナが有利
  • シードゥエラーの赤文字盤は初代をオマージュした特別なデザイン
  • 現行モデルはどちらも日付を拡大するサイクロップレンズを搭載
  • サブマリーナの防水は300mで日常レジャーには十分すぎる性能
  • シードゥエラーは1220m防水とヘリウム排出バルブを持つプロ仕様
  • シードゥエラーとサブマリーナ デイトはどちらも最新のCal.3235を搭載し精度やパワーリザーブは同等
  • ブレスレットは工具なしで長さ調整可能なグライドロックを採用
  • 相場の安定感と売却時のリセールバリューはサブマリーナが手堅い
  • シードゥエラーはプレミアム価格が控えめで狙い目な時期もある
  • スーツにも合わせたいなら汎用性の高いサブマリーナがおすすめ
  • カジュアルで男らしい服装に合わせるならシードゥエラーが最適
  • 腕回りが細めから普通の方にはサブマリーナのバランスが馴染む
  • 腕回りが太めの方や体格が良い方にはシードゥエラーがよく似合う

今回は、ロレックスを代表するダイバーズウォッチ、シードゥエラーとサブマリーナの違いについて徹底的に解説しました。サイズ感や重さ、プロ仕様の防水機能といった違いから、どちらのモデルがご自身のライフスタイルや体格に合っているか、よく理解いただけたのではないでしょうか。

今回の記事でロレックスの購入意欲がさらに高まった方には、正規店での購入術や資産価値に関する関連記事も参考になるでしょう。

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