こんにちは、クロノジャーニーのmomomoです。
私の手元にあるのは、ナビタイマー B01 クロノグラフ 41です。メタルの7連ブレスと、ワンタッチで開くZ型のバックルが気に入っています。一方で、オーバーホール(時計の分解掃除)は、まだ一度も出したことがありません。
そんな所有者の目線で、ベルト交換とオーバーホールの費用を、公式の情報をもとにまとめました。結論は2つです。ベルトは消耗品で、オーバーホールは周期的な整備です。
保証期間のあいだは、公式の窓口に出すのが基本になります。料金と保証の線引きを知っておけば、迷う場面はぐっと減るわけです。ナビタイマーそのものの魅力は、ナビタイマーの魅力と選び方で詳しく書いています。
- ラグ幅22mmと純正ベルトの価格
- ベルトを替えたときの保証の考え方
- 正規オーバーホールの料金と周期
- 正規と民間工房の選び分け
ナビタイマーのベルト交換で最初に確認すること

ベルトを買う前に確かめたいのは、サイズと値段と保証の3つです。この章では、ラグ幅から保証の線引きまで、順に見ていきます。
ラグ幅は22mm、バックル側は18mm

ナビタイマー B01 クロノグラフ 41のラグ幅は22mmです。ラグとは、時計本体からベルトをはさむように出ている部分のことです。ベルトの幅は、このラグの内側の寸法に合わせて選びます。
ブライトリング公式のストラップは、幅を「22/18」のように2つの数字で表します。前の数字が時計側(ラグ側)の幅で、後ろの数字がバックル側の幅です。レザー版のバックルは18mmと、公式の商品ページに載っています。
| 部位 | サイズ |
|---|---|
| ラグ幅(ベルトの根元) | 22mm |
| ストラップの表記 | 22/18 |
| レザー版のバックル | 18mm |
EMIRI20mmのベルトを使うものだと思っていました。



いえ、公式の数字は22mmです。20mmは誤りですので、気をつけてください。
ネットでは「20mm」という数字を見かけることがあります。が、公式のラグ間は22mmです。
もう一つ気をつけたいのが、「22/20」と書かれたベルトです。時計側は同じ22mmでも、バックル側が20mmと2mm太くなります。
ナビタイマーのレザー版のバックルは18mmです。バックルより太いベルトの先は、金具に収まりません。ですから、22/20のベルトは、合う前提にしないほうが安全です。
メタルブレス版のクラスプ(留め具)は、公式ページにサイズの記載が見当たりません。気になる方は、店頭で実物を見て確かめてください。
手元の一本を斜め横から撮った写真です(筆者撮影)。7連のブレスが、12時と6時のラグから、文字盤の軸に沿って一直線に伸びています。この向きで、ベルトの幅がラグにぴたりと収まっているわけです。
さて、幅さえ分かれば、次は値段です。純正ベルトにいくらかかるのかを、次の項目で見ていきます。
純正ベルトの種類と価格の目安


公式サイトで買える純正ベルトは、大きくラバー、カーフ(子牛の革)、アリゲーター(ワニ革)の3系統です。2026年10月時点の公式サイトの掲載価格は、22/18サイズで次のとおりでした。ラバーが13,200円、カーフが25,300円、アリゲーターが61,600円です。
| 種類 | 素材の特徴 | 22/18の価格 | バックル |
|---|---|---|---|
| ラバー | ゴム系の素材 | 13,200円 | 別売 |
| カーフ | 子牛の革 | 25,300円 | 別売 |
| アリゲーター | ワニの革 | 61,600円 | 別売 |
素材が変わるたびに、価格は段階的に上がります。大切なのは、どの価格にもバックルが含まれていないことです。公式のページにも、バックルは含まれないと書かれています。



ラバーとアリゲーターでは、5万円近く違うんですね。



はい。ただ、バックルが別売ですから、金具も含めて予算を組んでください。
公式のストラップ一覧には、「ナビタイマー対応」という絞り込みが見当たりません。適合するかどうかは、サイズ表記の22/18が合っていることからの判断になります。買うときは、店で時計を見せて確かめると確実です。
また、ここで紹介した価格は、一覧の代表的なものをもとにしています。すべてを載せた一覧ではありません。
メタルブレスだけ、またはバックルだけを買い足したい場合の価格は、公式のストラップ一覧に載っていません。この2つは、店頭で見積りを取る流れになります。
SNSには、壊れたラバーを純正で買い直し、本体はブレスで使っているという個人の投稿がありました。ラバーは消耗品と割り切る考え方です。替えを前提に選ぶと、価格との付き合い方が決めやすくなります。
検証日:2026年10月 本記事の価格・相場は執筆時点(2026年10月時点)の参考値です。為替・市況により変動するため、購入・売却の判断は最新情報をご確認のうえ行ってください。
社外ベルトやNATOを選ぶときの注意


社外ベルトやNATO(ナイロン製の細長いベルト)を選ぶときは、確かめることを4つに絞ると、失敗しにくくなります。個別の商品の比較やおすすめは、この記事では扱いません。
- ラグ幅が22mmであること
- 革タイプなら、バックル側の幅が18mmに合うこと
- 商品ページの寸法を、自分の目で確かめること
- バネ棒の付属と、太さが合うこと
1つ目は、ラグ幅です。2つ目は、革タイプのバックル側の幅で、前の項目で見たとおり18mmが基準になります。
3つ目は、販売ページの書き方です。「ナビタイマー対応」という言葉は販売店がつけたもので、公式の適合表示ではありません。寸法の表記を、自分で読んで確かめましょう。
4つ目はバネ棒です。バネ棒とは、ベルトを時計につなぐ細い棒のことです。付属しているか、時計側の穴に合う太さかを見ておきましょう。
ネット広告には、安い互換品がたくさん並びます。ですが、価格だけで選ばず、寸法を優先してください。NATOは時計のバネ棒に通して使うため、バネ棒を外す工具が手元にあると、取り付けが楽になります。
通販のレビューを読むと、NATOには「洗濯できて丈夫」という評価が多く見られます。一方で、ブライトリング向けとして売られた互換ラバーに、「使えるレベルではなかった」という低い評価もありました。同じ社外品でも、質には幅があるようです。
夏に向く素材を知りたい方は、夏に向くベルト素材の比較が参考になります。IWCのポルトギーゼを例にした記事です。が、ラバーやNATOなど素材ごとの汗への強さは、どの時計にも通じる話です。



安いのを買って、合わなかったらどうしましょう。



寸法の表記を先に読めば、避けられる失敗がかなりあります。
ベルトを替えると保証はどうなる?


ベルトを替えること自体で本体の保証が消える、とは公式に書かれていません。ただし、メタルブレスレット以外のストラップは、もともと保証の対象外です。革やラバーは、消耗品として見るのが基本になります。
B01の保証は、購入日から5年です。自社製のムーブメント(マニュファクチュールムーブメント)を積んだモデルが、この5年にあたります。
見分け方は、ケースバックのリファレンスです。2文字目が「B」で、そのあとに01〜35の数字が続くものが対象です。
手元の一本の裏蓋を持った写真でも、リファレンスは「AB0139」と始まっています(筆者撮影)。2文字目がBになっているのが分かります。
保証が効くのは、正規サービスセンターで、保証期間中に行われたメンテナンスと修理です。対象外には、メタルブレス以外のストラップが入っています。ほかにも、通常の使用による摩耗や経年劣化が対象外です。
正規サービスセンター以外の第三者による分解や改造が原因の損傷も、対象外とされています。購入時に、公認の販売員が保証を有効にしていることも、条件の一つです。詳しい条件は、ブライトリング公式サイトの保証ページで見られます。
有料の延長もあります。2026年10月時点で、3年の延長が38,500円(税込)です。購入後30日以内の登録が必要で、1つの製品につき1回までです。



ブレスは保証の中、ラバーと革は保証の外。こう覚えると、すっきりします。



じゃあ、ベルトを替えると損なんでしょうか。



損とは限りません。もともと保証の外にあるものを替えるだけ、とも言えますから。
保証の線引きには、「メゾンの遺産」にあたるブランドの考え方がよく表れます。ブランドが責任を持つ範囲はどこまでか。その線を先に知っておくと、替えるときも、出すときも、迷いにくくなります。
ナビタイマーのベルト交換は店か自分か


ベルトを替える方法は、お店に頼む方法と、自分でやる方法の2つです。この章では、それぞれの注意点と、7連ブレスを残すかどうかの考え方を見ていきます。
正規店・ブティックに頼む場合
実は私、2026年8月に銀座で、タグ・ホイヤーとゼニスの店頭を訪れました。どちらのお店でも、ベルト交換は店に頼むのが吉、という言葉をかけられています。ブライトリングのお店ではなく、他社のお店で聞いた話ですので、あくまで参考です。
ブライトリングの公式FAQは、ストラップの交換は自分でも簡単にできるとしています。そのうえで、サポートが必要なときは、正規取扱店でも受け付けると案内しています。
店に頼む良さは、ラグに傷をつけにくい安心感があることです。もう一つは、その場で向きや長さを見てもらえることです。時計と新しいベルトの両方を持っていくと、話が早く進みます。
工賃と所要時間は、公式に書かれていません。店ごとに違うため、予約の前に聞いておきたいことが4つあります。
- 工賃はいくらか
- 作業にかかる時間はどれくらいか
- 予約が必要かどうか
- ほかの店で買ったベルトを持ち込めるか
持ち込みを聞く理由は、お店の方針に差があるからです。Q&Aサイトには、その店で買ったベルトなら手数料が基本的に無料、という一般論の回答がありました。
オンラインブティックで購入した場合、メタルブレスのサイズ調整は無料です。ラバーのサイズ調整は、来店がすすめられています。どちらも、公式のFAQに書かれていることです。
SNSには、オーバーホールのときに、ラバーからスチールのブレスへ戻してほしいと頼んだ、という個人の報告がありました。ベルトの付け替えを、整備と一緒にまとめて頼む使い方です。



お店に頼むと、いくらくらいかかるんでしょう。



公式に金額の記載がありません。予約の前に電話で聞くのが、いちばん早いです。
自分で交換するときのバネ棒の注意


自分で交換するときの注意点は、ラグの内側に傷をつけないことです。ブライトリングの公式サイトでは、レザー、メタルブレス、一体型の3つの手順を、動画つきで公開しています。公式は純正のスプリングバー工具をすすめていますが、ほかの一般的な工具も使えるとしています。
初めての方がつまずきやすいのは、用語です。Q&Aサイトには、バネ棒とプッシュピンの違いが分からず、迷っている方の質問がありました。まず、次の2つの言葉を知っておくと、説明が読みやすくなります。
バネ棒は、時計本体にベルトを取り付ける細い棒で、左右に2本あります。プッシュピンは、メタルブレスの長さを変えるとき、コマの中から抜く棒です。2つは役割が違います。
交換の流れは、大きく3段階です。細かい手順は公式の動画に任せて、ここでは要点だけを挙げます。
- 時計の下に柔らかい布を敷いて、ラグの傷を防ぐ
- 純正のスプリングバー工具で、バネ棒を外す
- 新しいベルトのバネ棒を、ラグの穴にはめる



バネ棒って、どの部分のことですか。



ベルトの根元にある、細い棒です。ラグの穴に両端がはまっています。
もう一つ大切なのは、バックルの種類で決まるベルトの向きです。公式の案内では、ピン式のバックルは短いほうが12時側、折り畳み式は短いほうが6時側、といった対応が示されています。付ける前に、この対応を確かめましょう。
作業に不安があるときは、前の項目のとおり、店に頼むのが無理のない選択です。ベルトの交換は簡単でも、ラグの傷は後から戻せません。
7連ブレスを残すか替えるかの判断


保証の面から言うと、メタルブレスは保証の対象で、ほかのストラップは対象外です。ですから、ブレスを標準にして、気分に合わせてほかのベルトに替える使い方が、無理が少ないと思います。
私の手元の一本は、7連のメタルブレスです。コマは斜めにカットされ、ポリッシュ(鏡面)とマット(つや消し)の仕上げが、交互に並んでいます。
真ん中のポリッシュ部分は少し細く、ブレスには3本の線が走って見えます。ラグから3コマ目までは、ゆるやかに細くなる形です。
コマが細かいぶん、可動範囲が広く、テーブルにぺたっと寝かせられるほどです。腕に載せると、重力だけでカーブに沿い、革やゴムよりもぴたりと合います。メタルなのに、硬さをまったく感じません。
バックルはZ型で、ワンタッチで開閉でき、表面にはBのロゴが入っています。
手首の内側から撮った写真でも、ブレスが腕に沿う様子が分かります(筆者撮影)。コマごとの仕上げの違いは、4つの柱で言えば「匠の美学」にあたる部分です。
判断のものさしは、4つあります。
| 判断軸 | ブレスを残す | 替える |
|---|---|---|
| 着け心地 | 腕に沿ってなじむ | 軽さを求めるとき |
| 保証 | 保証の対象 | ベルト(革・ラバー等)は保証の対象外 |
| 季節 | 一年を通して使いやすい | スーツに革、夏にラバーなど |
| 保管 | 置き場所が要らない | 外したブレスを傷つけず保管する |
SNSでは、スーツには革ベルトを合わせ、梅雨前にブレスへ戻すという使い分けの声があります。夏の革ベルトは厳しい、という声もありました。
ブレスのコマ調整は、正規サービスの有料メニューです。金額は、次の章の料金表に載せています。
売るときの評価が気になる方は、売却時の相場と評価の見方を読んでみてください。ベルトの扱いが評価にどう響くかは、この記事では断定しません。



夏は革だと、汗が心配です。



そのときは、ブレスに戻すという選び方があります。外した革は、秋にまた使えますから。
ナビタイマーのオーバーホール費用と周期


オーバーホールは、いつ出して、いくらかかり、どこに頼むのか。この章では、公式の周期と料金から、依頼先の選び方、出す前の注意点まで見ていきます。
公式の推奨周期は2年と4〜6年
公式が示す推奨の周期は、メンテナンス・サービスが2年ごと、コンプリート・サービス(オーバーホール)が4〜6年ごとです。防水テストは、年に1回が目安とされています。出典は、ブライトリング公式サイトのアフターサービスです。
2つの作業は、中身が違います。
| 作業 | 周期 | 作業の中身 |
|---|---|---|
| メンテナンス | 2年ごと | 外装を分解して洗浄し、パッキンを全部替え、防水テストをする。ブレスも洗う。内部の点検と、速さの調整もする |
| コンプリート | 4〜6年ごと | ムーブメントを分解し、全部品を点検・洗浄・注油・調整する。消耗した部品を替え、本体とブレスの外装も仕上げる |
メンテナンスは、外側の手入れが中心の定期点検です。コンプリートは、心臓部まで分解する本格的な整備です。大きく2系統に分けましたが、この分け方が適切かどうかは、読む方の使い方次第かもしれません。
ナビタイマーに積まれたキャリバー01(B01)は、ブライトリングが2009年に発表した初の自社開発ムーブメントです。出典は、公式のブランド紹介です。
クロノグラフの切り替えには、コラムホイール(柱状の部品)を使います。動力をつないだり切ったりするクラッチは、垂直クラッチです。約70時間のパワーリザーブ(巻き上げ後に動き続ける時間)もあります。
クロノジャーニーの4つの柱で言えば、ここは「機構の解体」の話です。部品の多い構造ですから、分解・洗浄・注油を行うコンプリートが大切だと、私は理解しています。
5年保証、2年ごとのメンテナンス、4〜6年ごとのコンプリート。この流れが、生涯の伴侶として付き合うときの道しるべになるわけです。
周期の一般的な考え方は、自動巻き時計の寿命とメンテナンスの基本で書いています。



あまり着けない時計でも、出したほうがいいんでしょうか。



公式の周期は年数で示されていて、着ける頻度ごとの目安は載っていません。迷うときは、次の料金を見て、予算と相談するのが現実的です。
正規オーバーホールの料金目安
「費用って、どれくらいするんだろう」。所有者がまず気になるのは、ここでしょう。この項目では、2024年6月17日付の公式価格表をもとに、B01の料金を見ていきます。
この表は、日本の正規サービス窓口Studio Breitlingの「メンテナンス価格表」です。予告なく変更されることもあります。
B01は、価格表の注記で「クロノグラフ(マニュファクチュール・キャリバー)」にあたり、区分はM-4です。この区分の料金は、次のとおりです。
| 作業(区分M-4) | 標準価格(税込) | 会員特別価格 |
|---|---|---|
| メンテナンス | 44,000円(税別40,000円) | 22,000円 |
| コンプリート | 158,400円(税別144,000円) | 79,200円 |
コンプリートには、外装仕上げ(ブレスを含む)が入っています。仕上げが要らなければ、5,500円引きです。メンテナンスに外装仕上げを足したいときは、別に料金がかかります。
| 追加・割引の項目 | 標準価格 | 会員特別価格 |
|---|---|---|
| コンプリートで外装仕上げが不要 | マイナス5,500円 | マイナス2,750円 |
| メンテナンスに外装仕上げ(本体) | 33,000円 | 16,500円 |
| 同(ブレス) | 13,200円 | 6,600円 |
| 同(バックル・美錠) | 6,600円 | 3,300円 |
| ブレスのコマ調整・洗浄 | 4,400円 | 2,200円 |
部品の交換は、別に見積りが出ます。この表の料金に、主要な部品代は含まれていません。
会員とは、クラブ・ブライトリングの会員のことです。日本の正規販売店で時計を買った方が入会でき、会費は無料です。技術料が50%オフになります。
名義が一致していることが条件で、アウトレットで買った場合は20%オフです。SNSには「正規で買えば7.9万円から」という個人の声がありました。会員のコンプリート79,200円と近い金額です。
ただし、この価格表は2024年6月17日現在のものです。いまの金額は、ブライトリング公式サイトのサービス料金ページで確かめられます。手元の時計の型番、またはシリアル番号の先頭6文字を入れて検索すると、その時計の料金が表示される方式です。
検証日:2026年10月 本記事の価格・相場は執筆時点(2026年10月時点)の参考値です。為替・市況により変動するため、購入・売却の判断は最新情報をご確認のうえ行ってください。本文の料金は、2024年6月17日付の公式価格表によるものです。
期間の目安と依頼の流れ


期間の目安は、公式サイトに総日数の記載がありません。販売店の案内では、数週間から2か月ほどの幅があるとされています(2026年10月時点の目安)。SNSには、約2か月で受け取ったという個人の報告もありました。
さて、依頼の流れです。受け付けの入り口は3つあります。1つ目は、時計をサービスセンターへ直接送る方法です。
2つ目は、正規取扱店やブティックに持ち込む方法があります。3つ目が、自宅から出せるピックアップサービスです。ピックアップサービスの流れを見てみましょう。
- オンラインで申し込む
- 専用のキットが届く(申込から3〜7営業日で発送)
- 時計を送り、状態の確認後に、メールで見積りが届く
- 見積りを承認すると作業が始まり、完了後の受け取り時に支払う
利用料は、全国一律で800円(税別)です。往復の送料込みで、個人の方のみが対象です。申込から10日以上キットが届かないときは、公式への問い合わせがすすめられています。
見積りは、承認する前なら断れます。ただし、時計がサービスセンターに届いたあとは、キャンセル料が必要です。金額は、公式のページには載っていません。
なお、送っているあいだは、その時計が手元にありません。普段使う時計が1本だけの方は、代わりの時計を用意しておくと安心です。
ベルト交換や洗浄を、同じ機会に頼めるかも気になるところです。コンプリートには、本体とブレスの外装仕上げが含まれています。メンテナンスで頼むときは、外装仕上げが別料金になります。



どれくらい手元にないんでしょう。



公式に日数の記載はありません。数週間から2か月ほど見ておくと、慌てずに済みます。
正規と民間工房の選び方
保証期間内の時計は、正規サービスセンターに出します。B01の保証は、購入から5年です。公式も、公認サービスセンターでのみアフターサービスを受けることをすすめています。
保証の対象外には、正規サービスセンター以外の第三者による、分解や改造が原因の損傷が入っています。ただし、「民間に出すと保証がすべて消える」とは書かれておらず、対象外なのはその原因で起きた損傷です。それでも、保証期間のあいだに民間へ出すのは、おすすめしません。
保証が切れたあとは、民間工房も選択肢に入ります。民間のお店には、B01系のオーバーホールが約5万円と載っている例がありました(2026年10月閲覧)。ただし、受付できるか、保証が付くか、期間、作業の範囲は、店ごとに違います。
正規と民間を並べると、次のとおりです。差額の計算はしません。正規のコンプリートには外装仕上げが含まれますが、民間は作業の範囲が違うかもしれないからです。
| 項目 | 正規サービス | 民間工房 |
|---|---|---|
| 料金 | 公式の価格表(B01のコンプリートは158,400円、2024年6月17日付) | 店ごとに違う(B01系で約5万円の掲載例) |
| 保証期間内の依頼 | 保証の対象 | 第三者の分解が原因の損傷は対象外 |
| 外装仕上げ | コンプリートに含まれる | 店ごとに違う |
| 受付 | 公式の窓口 | 店ごとに確認が必要 |
民間に頼むなら、お店に聞いておきたいことが5つあります。
- B01(自社製ムーブメント)の受付実績があるか
- 修理後の保証があるか、何か月か
- 部品の入手と交換の方針はどうか
- 外装仕上げが料金に含まれるか
- 期間はどれくらいか
依頼先の一般的な考え方は、オーバーホール依頼先の選び方の考え方が参考になります。オメガの記事です。ただ、ブランドが違っても通じる物差しが書かれています。



SNSでは「OH代が上がった」という声も、「良心的」という声も見かけます。



感じ方には幅があるものです。ですから、数字で比べるのがいちばんです。
受付できるか、保証は付くか。電話一本で聞けることは、先に聞いておくのが近道ですよ。
検証日:2026年10月 本記事の価格・相場は執筆時点(2026年10月時点)の参考値です。為替・市況により変動するため、購入・売却の判断は最新情報をご確認のうえ行ってください。民間の料金は、掲載例の一つです。
依頼前に知っておきたい注意点
預ける前に知っておくと、慌てずに済むことがいくつかあります。公式の価格表にある注意書きを、行動に言い換えて紹介しましょう。
まず、メンテナンスで預けても、点検の結果、コンプリートが必要と言われる場合があります。最初から、コンプリートの料金も頭に入れて、予算を考えておくと安心です。
次に、部品の交換は、別に見積りが出ます。サービス価格に、主要な部品代は含まれていません。交換した元の部品は、返してもらえない決まりです。
針や文字盤などは、仕様が変更になる場合があります。戻ってきた時計の見た目が、少し変わる可能性があるわけです。気になる方は、預けるときに、交換部品の扱いを聞いておきましょう。
スイス本社が部品の供給を終えるなどして、部品が手に入らないときは、修理されずに返却されることがあります。見積りをすべて断った場合は、国内の修理で3,300円のキャンセル料がかかります(2024年6月17日付の公式価格表では)。
修理の保証は、メンテナンスの完了日から1年です。会員価格を使いたい方は、購入した店と名義が条件になります。手続きは、事前に窓口で確かめましょう。
私のナビタイマーは3気圧防水で、少し心配な面があります。防水の境目は、回転ベゼルと風防(ガラス)と、ケースの間にあります。ベゼルと風防が一体で回るため、動く部分に防水の線があるわけです。
水に触れる場面では、気をつけたい時計だと感じています。防水テストが年1回の目安なのも、うなずけます。
預ける前に、部品交換は別の見積りになることと、交換した元の部品は返ってこないことを、窓口で確かめておきましょう。



戻ってきたら、見た目が違っていたら困ります。



公式の注意書きでは、針や文字盤は仕様が変わる場合があるとされています。預けるときに、交換部品の扱いを聞いておくのが近道です。
よくある質問
Q. ナビタイマーのベルト交換でラグ幅は何ミリ選べばいいですか?
B01 41のラグ幅は22mmで、20mmは誤りです。公式のストラップ表記では「22/18」と書かれ、レザー版のバックルは18mmです。22/20と表記されたベルトは、バックル側の幅が違うため、合うとは考えないでください。
Q. 正規店でナビタイマーのベルト交換を頼むと、工賃はいくらですか?
工賃の金額は公式に記載がなく、店ごとに違います。公式FAQは、交換は簡単に行えるとしたうえで、サポートが必要なときは正規取扱店でも受け付けると案内しています。予約の前に、工賃と所要時間、持ち込みの可否を、電話で確かめてください。
Q. ベルトを替えるとメーカー保証はどうなりますか?
B01の保証は購入から5年です。ただし、メタルブレスレット以外のストラップと、正規以外の第三者による分解が原因の損傷は、保証の対象外です。ベルトを替えること自体で本体の保証が消える、とは公式に書かれていません。
Q. ナビタイマーのオーバーホールは何年ごとが目安ですか?
公式の推奨は、メンテナンス・サービスが2年ごと、コンプリート・サービス(オーバーホール)が4〜6年ごとです。防水テストは年に1回が目安とされています。使い方によって前後しますので、迷うときは窓口で時計の状態を見てもらいましょう。
Q. ブライトリングの公式サービス料金はどうやって調べますか?会員割引はありますか?
公式サイトの料金ページで、型番またはシリアル番号の先頭6文字を入れて調べます。B01は、2024年6月17日付の価格表で区分M-4です。クラブ・ブライトリングの会員は技術料が50%オフ、アウトレットで買った方は20%オフです。
まとめ:ナビタイマーのベルトとオーバーホール
ベルトは消耗品で、オーバーホールは周期的な整備です。保証期間のあいだは、公式の窓口である正規サービスセンターに出すのが基本線でした。



ベルトは気軽に、オーバーホールは計画的に。この2つを分けて考えれば、ナビタイマーとの付き合いは、ぐっと楽になります。
- ナビタイマーB01 41のラグ幅は22mmで、レザー版のバックルは18mmだと確認した
- 20mmのベルトや22/20表記のベルトは、そのままでは合う前提にしないと理解した
- 純正ベルトはラバー、カーフ、アリゲーターの順に高く、どれもバックルは別売だと知った
- 社外ベルトやNATOは、幅と適合を、商品ページの寸法表記で自分で確かめると決めた
- B01の保証は購入から5年で、ケースバックのリファレンスの見方も一緒に覚えておいた
- 革やラバーなど、メタルブレス以外のベルトは、メーカー保証の対象外だと理解しておいた
- 店に頼むなら、工賃と所要時間と予約の要否と持ち込み可否を、予約の前に聞くと決めた
- 自分で替えるなら、純正のスプリングバー工具を使い、ラグを傷つけないよう気をつけると決めた
- 7連ブレスを標準にして、季節に合わせてベルトだけを替える使い方もあると分かって安心した
- 公式の推奨周期は、メンテナンスが2年ごと、コンプリートが4〜6年ごとだと確認した
- B01のコンプリートは、2024年6月17日付の公式価格表で158,400円だと知った
- 最新の料金は、公式サイトの料金ページで型番かシリアル先頭6文字を入れて調べると決めた
- 保証期間内のオーバーホールは、公式の窓口である正規サービスセンターに出すと決めた
- 民間工房に出すなら、B01の受付実績と保証の有無と作業範囲を、先に聞いておくと決めた
- 預ける前に、部品交換は別の見積りで、交換した元の部品は返らないと頭に入れておいた
ナビタイマーのベルトは消耗品で、オーバーホールは周期的な整備です。ラグ幅22mm、保証5年、整備の周期2年と4〜6年を押さえれば、依頼先で迷いません。料金は2024年6月17日付の公式価格表を目安に、最新額は公式サイトで確かめましょう。
ナビタイマー全体の魅力と選び方は、ナビタイマーの選び方と所有の魅力にまとめています。あわせて、次の記事も読んでおくと、維持の判断がしやすくなります。








